歌仙兼定みてきました
7月9日~10月2日に永青文庫にて展示される歌仙兼定をみに行ってきました。
公式HPはこちら
事前にTwitteをチェックした感じでは、朝一番で入場列ができているようだったので、スムーズにみるためにお昼ごはんを食べてから資料館へ向かうことにしました。
永青文庫の最寄駅に早稲田があったので、早稲田大学の近くでスープカレーをいただきました。学校の近くなので安いかと思っていたら意外と良いお値段…
腹ごしらえを済ませて、地図アプリを頼りに永青文庫へ向かいます。
早稲田から徒歩15分と書いてあったんですが、満腹なのと日差しが強かったせいで予定より時間がかかりました。あと、ずっと真っ直ぐなので心配になって何度も確認しました(笑)
ほどよく疲れてきたところで、やっと永青文庫の看板を見つけた先がこれ……
早稲田ではなく目白からバスで行くことをオススメします。
頑張って階段を上りきった先にあったのがこれ
これ見ただけでテンション上がります。頑張って階段上ってよかった。
刀剣乱舞*1の流行に便乗していつかは展示される日が来ると思っていましたが、予想以上にはやくその日がやってきて本当に嬉しく思います。刀剣乱舞の中で、1番最初から一緒に戦っていて、1番好きなのが歌仙兼定なんです。すごく嬉しいです。
ここから展示の感想に入ります。
資料館は最上階の4階からみていくようになっていて、エレベーターが設置されていますが、ここは階段がオススメです。4階まで上るのは大変ですが、本棚が置いてあり様々なジャンルの本が並んでいて興味深いです。アラビアンナイトやアンデルセン童話(イソップ童話だったかもしれません)などからよく分からないものまで英語の表紙の本がずらっと並んでいました。
個人的に1番気になったのは『インディアンアート』。これ3冊か4冊くらい同じタイトルのものがありました。何が書かれているんだろう……
歌仙兼定をみる前に、何振りか展示されていたんですが名前は忘れました…
こんな雑な人間ですみません……
刀については全然詳しくなくて、波紋が違う~とか名前が彫ってある~とかしか感じられない全く雅でない感性しか持ち合わせてないんですが、そんな私でも細川さんってお洒落でめっちゃこだわり強いんだなって感じました。
鞘に鮫の皮を使ったものがいくつかあったり、蛸などの飾り?があったりとどの展示もいままで見たことのないようなものばかりでした。私、お城が好きなので資料をみる機会はそれなりにあるんですが、今までで1、2を争う面白さでした。
テスト期間中に出掛けたので、古事記の写本を目にした時は一気に現実に引き戻される感じがして頭が痛くなりました(笑)
肝心の歌仙兼定ですが、思っていたよりも小さかったです。
京都で宗三左文字をみた時と真逆の感想ですね。36人も斬り殺したといわれる刀だからたいそうゴツイ刀なんだと思っていたら、静かにこじんまりと座っていてびっくりしました。でもお洒落でした。これは良い。意識して刀をみるようになってから1番気に入った刀かもしれない。
全体の印象としては、個人の所有物というのがよく分かるような展示でした。個人の範囲だからこその解説というか、今までと全く違う雰囲気の資料館でした。
資料館を一回りした後は歌仙の等身大パネルに会いに行きました。
細川のお庭を通って行くんですが、ここで4ヶ所も蚊に刺されました。あいつらストッキングの上から刺してくる強者です。
外観はこんな感じ。
2階に歌仙がいたんですが、また階段です。
しかも古い家なので急で狭い……
1階のお部屋は貸出を行っていました。2階からお庭が見えるんですが、こんな感じ
そして等身大パネルがこちら
ゲームの設定では本物の刀のわりに大きい気がします。
描き下ろしのイラストも素敵です。
帰りは歩きたくなかったのでバスに乗って新宿まで出ることにしました。
写真は新宿で食べたオレンジタルト
PCの調子が悪くてイライラするので今回はこの辺で失礼します。
歌仙兼定は本当に良い刀でした。
*1:刀剣育成シュミレーションゲーム。擬人化されたイケメンの刀剣たちが登場します。歌仙兼定はゲームを始めて1番最初に選べる刀剣のうちの1つ。